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●塩素の害

塩素の毒性
塩素はナトリウムと化合して塩化ナトリウム(食塩)になり、マグネシウムと化合して塩化マグネシウム(にがり)になります。そういう形で存在している分には安全ですが、人工的に酸素1個と結合させ「次亜塩素酸」という形になると、活性がきわめて強くなってたんぱく質やビタミンCなどと強く反応し、相手を破壊するようになります。

これは活性酸素の働きの一種で、これによって細菌がたちまち死ぬので、水道水の消毒に塩素が使われます。

しかし、人体にも有害です。
  • 塩素ガスは、目や呼吸器に入ると、水分と反応して次亜塩素酸となり、細胞を傷つける。これにより失明や窒息、皮ふのびらんなどを引き起こすので、毒ガス兵器に使われる。
  • カルキ(次亜塩素酸カルシウム)の入ったプールに入ると、皮ふが痛んだり、目が炎症を起こして真っ赤になる。(※塩素が皮ふや目の細胞を損傷させるため)
  • 水道水に金魚を入れると死ぬ。(※塩素がえらの細胞を破壊するため)
  • 野菜を水道水で洗うと、塩素が食品の細胞に入り込み、ビタミンの10~30%が破壊される。
  • 芝生や庭木に水道水をかけ続けると、塩素枯れを起こす。

金魚
※水道水をそのまま使うと金魚は死んでしまいます。
写真:金魚とカメの買い方より

肌荒れの原因に
水道水の塩素は、髪や肌のたんぱく質を壊し、細胞に大きなダメージを与えます。肌の保水力や保湿力を低下させ、乾燥肌やアトピー性皮膚炎悪化の原因になるとも言われています。

まずい水の原因に
塩素が水中のアンモニアと反応し、カルキ臭となります。水道水に含まれる塩素の危険性について、科学者らの数々の警告があります。

湯に含まれる化学物質の20~90%は、入浴中やシャワー中に皮膚を通して、また湯気を吸い込むことで体内に吸収される。シャワーから塩素を除去するフィルターの購入を考えなさい。
(ドリス・J・ラップ NY州立大学小児科 「Is this your child?」 1991)

塩素ガスは熱い湯に溶けにくく、空気中に拡散される。シャワーや入浴中に塩素の臭いを感じるのは、塩素がガスとなって浴室に充満するからである。希釈された塩素溶液を全身に浴びると、塩素が皮脂と反応して塩素化合物となり、それが身体に吸収される。塩素の酸化力のために、連続的に塩素処理水を浴びると、老化を促進する。
(F・アッシュトン 豪州食品リサーチ研究所主任研究員)

シャワーの湯の塩素は、高温のため一度空気中に拡散され、閉めきった浴室内で濃縮されます。シャワーを使うほど室内の塩素濃度は上昇し、空気が冷えてきたところで身体に付着し、皮ふと反応します。このため、シャワーの湯の塩素は浴そうの湯の塩素よりも危険です。

15分間、入浴やシャワーを浴びると、1リットルの水道水を飲むに等しい揮発性汚染物質を摂取する。
(米・ピッツバーグ大 ジュリアン・アンデルマン教授)

シャワーや入浴で、気化した水道水の中の化学物質にさらされ化学物質を吸引する量は、水を飲むよりも100倍も大きい。シャワーとお風呂では、シャワーの方がシャワーヘッドで水滴にされる表面積が広くなる分吸収も多くなる
(サイエンス130号 ジャネットラロフ)

研究によれば、化学物質がシャワーや入浴中に吸引される。水の殺菌に用いられている塩素でさえも発がん性の痕跡を示している。米国人10人のうち7人が塩素消毒された水を飲んでいるが、長期間の安全性は不確定だ。塩素消毒された水を飲むと、膀胱がんの危険性が倍増する。
(U.S NEWS&WORLD REPORT 1991-1-29)


●水道水のトリハロメタン

発がん性物質・トリハロメタン
浄水場で塩素殺菌を行う際、水中のフミン質(有機態窒素化合物)等と次亜塩素が反応して発がん性物質のトリハロメタンが生じます。これが体に入ると、がんの原因になるほか、中枢神経や腎臓、肝臓などに重大な障害を与えることが分かっています。これ以外に、アトピー性皮膚炎の悪化、ぜん息の悪化、集中力低下、疲労感、イライラなどの症状が現れます。また、トリハロメタンの含まれる水道水を毎日飲んでいると、流産率が15%もアップすることも分かっています。

日本の水道水はWHOやドイツの基準なら不適
公的調査で、1リットル当たり平均0.028mg(最大0.045mg)のトリハロメタンが家庭の水道水から検出されています。日本でのトリハロメタンの水質基準値は1リットル当たり0.1mg以下なので、国内基準は満たしていますが、ドイツの水道水質基準値(0.025mg以下)WHO(世界保健械関)の飲料水水質基準値(0.03mg以下)には引っかかります

また、米・国立がん研究所は「わずかな量でも発がん性物質を取り込むと、何らかの危険が生じ、その積み重ねは危険を増大させる」と警告しています。


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