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「皮膚から浸透」なんて信じられない方のために
  • 最近は、経皮吸収型の医薬品が増えてきました。心臓発作を抑えるニトログリセリンは今はシールにして腕に貼っています。飲み薬は効くまでに時間がかかりますが、経皮吸収型の薬は即効性があり、心臓発作の際に使う薬には数秒で効くものもあります。
  • ビールかけで、ビールを飲まなくても酔っぱらうことがあります。
  • 蛍光剤入りの入浴剤のお風呂に長く入ると、風呂からあがって体をよくふいても、ブラックライトを当てると肌がきれいに光ります。
  • よく髪を染めていた人が肝臓を悪くして死んだ後、肝臓を切ってみたら染毛剤の成分でいっぱいだったということがあります。

特に経皮吸収しやすいのは性器・背中・あご
皮膚の部位によって経皮毒を吸収する度合いが大きく異なります。体の場所によって皮膚の厚さが違うためです。かかとや手のひらは皮膚が厚くなっていますが、性器のように隠れた部分の皮膚は薄くなっています。皮膚が薄い場所ほど経皮毒を吸収する度合いも高くなります

◆体の部位と経皮吸収の度合い
※腕(内側)での経皮吸収の度合いを1として比較しました。
3.5
ひたい
あ ご13
わきの下3.6
てのひら0.83
背 中17
性 器42
かかと0.14

性器は経皮吸収率が非常に高いため、ボディーソープや生理用品、避妊具などは特に注意して安全なものを選ぶ必要があります。生理用品は、石油が原料の紙ナプキンやタンポンではなく、布ナプキンを使う方が安全です。

入浴時は経皮吸収が盛ん
皮膚の温度が高いほど化学物質は浸透しやすいと言われています。皮膚の温度が10度から37度に上がると、経皮吸収率は10倍になると言われています。したがって、入浴の際は経皮吸収が非常に盛んになります。

ところが、浴室には合成界面活性剤を用いたシャンプーやリンス、ボディーソープ、入浴剤など有害化学合成物質を含んだ日用品がたくさんあり、害の少ないものを使わないと、入浴のたびに全身から多量の経皮毒を吸収してしまうことになります。

経皮性吸収とは
経皮性吸収とは、空気中の物質を呼吸によって肺から血液中に吸収することです。肺から血液に直接入るため、吸収率が非常に高くなります。

分かりやすい例はタバコです。タバコには様々な有害化学物質が含まれていますが、経皮性吸収によって体内に吸収されます(喫煙者も周辺で受動喫煙させられる人も)。また、シックハウス症候群の原因となる「ホルムアルデヒド」や発がん性の高い「ダイオキシン」も経皮性吸収によって体内にとり込まれます。


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