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安全な魚の選び方
より危険性の少ない魚介類を選ぶための留意点をまとめました。

1.ダイオキシンの比較的少ない魚を選ぶ
日本人は猛毒の発がん性物質「ダイオキシン」の7割を魚から摂取しています。市民団体の調査で、ダイオキシンの残留が比較的多い魚と少ない魚が分かっています。残留が少ないものを選びましょう。
【残留の比較的高いもの(危険)】
まあなご、くろだい、このしろ、まいわし、たちうお、にごい、うぐい、すずき、まるあじ、しゃこ、うなぎ

【残留の比較的低いもの(比較的安全)】
ほたて貝、さざえ、ひらめ、かわはぎ、かんぱち、するめいか、あさり、まだこ、くるまえび、かさご、まがれい、あおりいか、にじます


2.養殖ものより天然ものを選ぶ
養殖の際に飼料添加物や医薬品(抗生物質など)を大量に投与されるからです。

3.天然ものは産地に気をつける
市民団体の調査で、東京湾の魚介類のダイオキシン残留量が最も高く、次いで大阪湾、瀬戸内海、相模湾の順でした。有害物質に汚染されている危険性の高い海域で獲れた魚には注意が必要です。

4.漁港から遠い飲食店の生けすの魚は避ける
生けすに抗生物質が投与されているケースがあるからです。

5.切り身や刺身の養殖魚には特に注意
奇形や病気の養殖魚が刺身や切り身で売られるケースがあります。

6.油の多い魚や油の多い部位は避ける
有害物質が脂身に凝縮されているからです。例えば、まぐろの場合、大トロ、中トロの順に有害物質の残留濃度が高く、赤身の方が比較的安全です。

7.大きい魚より小さい魚をなるべく選ぶ
食物連鎖による生物濃縮で、大きい魚ほど有害物質が高い濃度で蓄積されているからです。いわしやさんまを食べるのが一番無難です。

さんま


【参考】
スーパー、ジャスコ全320店の水産物売り場に置かれたうなぎのかば焼きのわきにチラシが置かれ、「日本で初めてJONA(ジョナ=日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会)に認証されました」と書かれている。うなぎは鹿児島県産の養殖ものだが、抗生物質や合成抗菌剤は一切使っていないので安全という触れ込みだ。
消費者自らが情報の正しさを確認するのは難しい。その不信をぬぐう存在が第三者機関による客観的な認証(確認)だ。このため、ジャスコを展開するイオン(千葉市)はNPO法人のJONA(東京都)にうなぎの認証を依頼した。JONAは有機食品を認証する農水省の登録団体。新たにトレーサビリティー(生産履歴管理)の認証をする活動を始め、その第1号がうなぎだった。
養殖のぶりでも取り組みが始まった。水産物や農産物などを扱う商社の大禄[たいろく](東京都)と養殖業の貴丸[たかまる](宮崎県)は昨年11月にJONAから認証を受け、スーパーなどで販売している。ぶりのロット番号から、どの生けすで飼育されたかが分かる仕組みだ。抗生物質の使用を極力避けた養殖魚を販売する大禄は「病原菌を防ぐ水産用医薬品の残留がゼロと確認した生けすからしか出荷しない」と安全性を強調する。
(2003年5月9日 毎日新聞掲載、「食べ物はどこからきたの?トレーサビリティーの今」より要約)


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